三鷹・吉祥寺の整体は「あいのて」 肩こりについて(腕って重いんです)
投稿日:三鷹の慢性痛専門整体院「あいのて整体ラボ」院長の中村 大樹です。
今回は「肩こり」について!
私の院に来院される方の中にも「肩こり」を
訴える方は非常に多いです。
では「肩こり」をテーマにお話ししていきます。
「キャベツ3玉分??そりゃこるよね〜」
まずは肩から背中にあるのが肩甲骨。
肩甲骨には、たくさんの筋肉が付着しています。
その中でも、肩こりの原因として紹介される
ことの多いのが肩甲挙筋(けんこうきょき
ん)と菱形筋(りょうけいきん)!!
〈肩から背中を後ろから見た図〉
この2つの筋肉は表面にある僧帽筋の下にあ
り、肩甲骨を上に持ち上げる動きを
します。
具体的に言うと、パソコン作業の時に肘を浮
かせてキープしたり、寒い時に肩をすくめた
りする動作です。
上肢(肩〜手)の重さは、実は体重の6〜7%
体重50kgの場合で約3kgです。
これは
キャベツ(一玉1kg)×3玉分の重さに
もなるのです。
考えてみてください!
肩を上げて何か作業をしている時、肩甲挙筋
菱形筋は、このキャベツ3玉分の重さを支え
続けているのです。
中には特に必要がない時にも、緊張や集中す
ると、肩を上げてしまうパターンが癖となっ
ている人もいます。
疲れてしまうのは当然ですよね!
「肩甲骨は背中側だけじゃない!?」
先程、緊張時に肩が上がってしまう人が多い
と話しましたが、その他にも緊張やストレス
等が肩こりに影響する理由があります。
肩甲骨というと背中側にあるイメージかある
のではないでしょうか?
肩甲骨には前から見ると、烏口突起と言う
部分があります。
ここには、小胸筋(しょうきょうきん)と
上腕二頭筋(じょうわんにとうきん)
※腕の力こぶの筋肉
〈肩周りを前から見た図〉
が付いていて、これらの筋肉が緊張すると肩
甲骨が前傾します。
いわゆる
「肩が前に巻いている」
「巻き肩」
「猫背」
というような状態ですね。
私たちは緊張したり、怖かったりすると本能
的に内蔵を守るような姿勢をとるのですが、
この時に働いているのが、上腕二頭筋や小胸
筋などの体の前側にある
「屈筋群」(体を曲げる筋肉)です。
つまり人間は、ストレスを感じると屈筋群が
緊張し、結果的に烏口突起が引っ張られるこ
とで肩甲骨が前傾=肩が前に入る(巻
く)ということです。
あなたも無意識に屈筋群が緊張している状態
や肩を上げている状態になっていませんか?
これは気がついていない人が多いかもしれま
せん。
自身が自覚しているよりも、もっとそのよう
な状態が続いている方は多いです。
心と身体、両方をゆるめてあげることが肩こ
りの改善には大切です!
次回は「肩こりに対する簡単なセルフケア・エクササイズ」を紹介します!
肩こりでお悩みの方は、是非「あいのて整体ラボ」にご相談ください。
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